エックスサーバーとConoHa WINGはどっちがおすすめ？料金や性能など10項目を徹底比較！

レンタルサーバーのなかでも特に人気が高いエックスサーバーとConoHa WING。ブログやホームページを立ち上げるにあたり、自分に合うレンタルサーバーはどちらなのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか？

そこで、今回はエックスサーバーとConoHa WINGの特徴を比較しつつ、それぞれがどのような人におすすめかを解説します。エックスサーバーとConoHa WINGのどちらを選べばいいか知りたい人は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

【結論】エックスサーバーとConoHa WINGはどっちがおすすめ？

【エックスサーバーがおすすめ】
運営実績やサーバーの安定性、サポート面を重視する人

レンタルサーバーに運営実績や安定性、サポートの手厚さを求める場合にはエックスサーバーがおすすめです。20年以上の運営から培った充実したサービス内容とサポート体制は、個人から法人利用まで選んで間違いないサーバーです。

また、よくある質問をまとめた専用サイトが用意されているため、初めてサーバーを利用する方でも安心して利用できます。月額料金はConoHa WINGよりも数百円高いですが、サービス内容を考えると月額1,000円で利用できるのは十分にお得です。

※10日間お試し無料

【ConoHa WINGがおすすめ】
月額料金の安さや管理画面の使いやすさを重視する人

できるだけ月額料金を抑えてレンタルサーバーを利用したい方には、ConoHa WINGがおすすめです。12ヶ月以上の長期契約では高性能なサーバーを月額600円台で利用できます。

また管理画面が1つにまとまっており、直感的に操作しやすいデザインのため、初めてレンタルサーバーを利用する方も管理画面の操作で迷うことはないでしょう。ブロガーやアフィリエイターなどの個人での利用におすすめです。

エックスサーバーとConoHa WINGの比較表

エックスサーバーとConoHa WINGどちらを選ぶ？10項目を徹底比較

① 運営実績：エックスサーバーのほうが豊富。国内シェアNo.1

エックスサーバーは20年間のサーバー運用実績、250万以上のサイト運用実績、創業以来99.99%以上の稼働率を保っており、国内シェアNo.1のレンタルサーバーです。

個人だけではなく、企業への導入実績も多く、実績や安定性ではエックスサーバーに軍配があがります。

ConoHa WINGも高性能で安定したサービスを提供していますが、サービス開始は2018年と業界としては後発のサービスです。

② 月額料金：ConoHa WINGのほうが安い。長期契約の割引率も高め

月額料金はConoHa WINGのほうが安い設定です。また、36ヶ月（3年）の長期契約時の割引率もConoHa WINGのほうが高いです。

サービス内容の近い2つのプランの月額料金を比較してみると、以下のようになります。

契約期間 （月額料金）	ConoHa WING （ベーシックプラン）	エックスサーバー （スタンダードプラン）
1ヶ月	1,452円	ー
3ヶ月	1,331円	1,320円
6ヶ月	1,210円	1,210円
12ヶ月	990円	1,100円
24ヶ月	842円	1,045円
36ヶ月	643円	990円

③ 初期費用：エックスサーバーもConoHa WINGも無料

初期費用はエックスサーバーもConoHa WINGも無料です。そのため、どちらも初回の支払いは契約期間分のサーバー料金のみとなります。

④ サーバー性能：エックスサーバーのほうが高性能。サーバー処理速度はほぼ同じ

エックスサーバーは1台当たり1,000万円を超える最新の商用サーバー機器を採用しており、WordPressの高速化で著名な「KUSANAGI」の高速化技術も導入しています。サーバー処理速度と安定性を兼ね揃えた構成になっています。

また、2024年3月にはハードウェアを増強。CPUはAMD社の第四世代EPYC™プロセッサーを採用し、CPU性能は同社の従来比で2.2倍に向上しました。

また、全てのストレージで高速接続インターフェース「NVMe」を採用しており、高速ストレージとして広く採用されている一般的なSSD(オールSSDやピュアSSD)と比較して、最大32倍の読み込み速度を実現しています。

ConoHa WINGもエックスサーバー同様にApacheとnginxの組み合わせにより高速環境を整備しています。また、ConoHa WING独自にチューニングした強力なコンテンツキャッシュ機能やブラウザキャッシュ機能で、従来のサービスより超高速なレスポンスを実現しています。

⑤ サポート体制：エックスサーバーのほうが評価が高い。ConoHa WINGは低評価が目立つ

サポート体制はエックスサーバーに軍配が上がります。エックスサーバーはよくある質問をまとめた専用のサイトが用意されており、検索すればほとんどのトラブルや方法が見つかります。

また、利用者も多いことからトラブルやわからないことは検索すれば、誰かのブログなどで解説されておりすぐに解決します。

一方でConoHa WINGは、コールセンターに繋がらない、問い合わせフォームに辿り着かない、メールをしても返信がないなど、サポート面に関しては悪い口コミが目立っています。

⑥ 無料ドメイン：エックスサーバーもConoHa WINGも2個永久無料

エックスサーバーもConoHa WINGもレンタルサーバーの契約期間中は、独自ドメインが2つ無料で利用できます。

通常だと.comや.jpなどの主要なドメインは年間で1,500〜2,000円程度の更新費用がかかります。そのため、どちらもドメイン費用を節約できます。

またお名前.comなどのドメインサービスでドメインを取得した場合、別途ドメインの有効期限などを管理する必要があります。しかし、サーバーと一緒にドメインを取得するとまとめ管理できる点もメリットです。

⑦ 管理画面：ConoHa WINGのほうがシンプルでわかりやすい

管理画面はConoHa WINGのほうがシンプルです。サーバーとファイルの操作画面が1つにまとまっているので、初めてサーバーを操作する人でも直感的に利用できます。

一方でエックスサーバーは、サーバーパネルとファイルマネージャーが別のページで分かれており、初めてだとやや使いづらさがあります。

しかし、サーバー設定などを制作会社に外注する場合、権限を切り分けて管理画面が2つあるほうが便利な場合もあります。

例えば、契約者の情報やクレジットカード、サイト情報などは見せたくなく、サーバー設定の部分だけを操作して欲しい場合は、エックスサーバーのように別のロングインIDとパスワードで2つに分かれているのは便利です。

⑧ WordPressインストール：どちらもボタン1つで簡単インストールが可能

エックスサーバーも、ConoHa WINGもWordPressの簡単インストール機能が付いているため、サーバーの契約時に「サーバー」「独自ドメイン」「WordPress」「WordPressテーマ」「SSL化」をまとめて自動的に設定できます。

⑨ 自動バックアップ：どちらも1日1回、過去14日分のデータを保存。エックスサーバーは1クリックで復元可能

エックスサーバーもConoHa WINGも自動バックアップは無料で利用可能です。どちらも1日1回、過去14日分のデータを保管しており、復元することができます。

ConoHa WINGはデータは復旧できますが、データを取得後に復元は手動で実施する必要があります。FTPなどで手動でファイル置き換えする必要があるため、初めての場合は手間がかかります。

一方で、エックスサーバーは管理画面からボタン1つでデータを復元することができます。ドメイン単位で復元できるため、WordPressのトラブルのときなどでも簡単に復元できます。

⑩ アダルト利用：エックスサーバーもConoHa WINGもアダルト利用はNG

エックスサーバーもConoHa WINGも、アダルトやギャンブルなど成人向けコンテンツの取り扱いが禁止されています。そのため、アダルトサイトを運営する予定の場合は、アダルトに対応したシン・レンタルサーバーやmixhostの利用がおすすめです。

バレないだろうと思ってアダルト利用すると、利用停止や最悪の場合サイトの削除などの処置が取られる可能があるため、絶対に違反はしないようにしましょう。

エックスサーバーは10日間無料でお試しが可能。まずはお試しで使ってみるのもあり

エックスサーバーは10日間の無料お試し期間が設けられています。そのため、実際に使ってみてから決めるのも良いでしょう。

また、ConoHa WINGにはお試し期間はありませんが、通常プランは契約期間の縛りなしで1ヶ月から利用できます。

そのため、どうしても試して比較してから利用したい場合は、月額1,452円で1ヶ月のみ契約して実際に使ってみてから決めるのも良いでしょう。

※10日間お試し無料

レンタルサーバー総合ランキングが知りたい人はこちらをチェック！

レンタルサーバーかんたん検索